海外でたら違いに気づく。
スペイン続編は
次なるテーマはスペインの生活。
前回でも触れたけど、さらに深く書いていこうと思う。
便利すぎる移動
スペインでの移動手段は観光客はバス、メトロ、レンフェ、ニュートラムって感じになる。カタルーニャ・バルセロナを観光するのならこれらを乗りこなせば間違いなくどこでもいける。
スペインで住民となればメトロが割安で乗れたり、サイクルシェアリングができる。町のパーキング?みたいなところに置いてあるオレンジ色の自転車を好きな街まで乗っていけるし、その町の決まったパーキング?に戻せばいい。素晴らしすぎるシステムでいつか自分も使いたい。
メトロは一本だけでなく、バルセロナを東西と南北に幾つか走っている。
僕は2週間でメトロ全ての色に乗ったし、ニュートラムも、バスもレンフェも乗った。マップがあれば間違いなく乗りこなせる。今でもiPhoneのアプリにメトロのやつは入れてるし、iBooksにはニュートラムとレンフェ、特急のマップを入れてる。いつでも戻れる状態だ。
駅構内が広い駅、有名な駅ほど危ない。ぱちもんを売る黒人は山のようにいるし、ホームレスっぽい人もいるし、クスリやってそうな人もいるし、スリを狙う人もいる。ぱちもんを売る人達の商品は何があっても踏まない方がいい。ホントに恐ろしい。
僕は踏んでないけど、同じ時間に踏んで壊した人がいて、囲まれてどっか行った。寒気しかしなかった。
車内はホントに自由。スリ、物乞い、歌い出す人、ペットを連れる人、自転車押して入ってくる人。ホントにみんな自由。まぁどこでもリュックは前持ちしている人が多いし、後ろで背負ってる人はオーラを持っているね。学校に向かう子どもたちは基本後ろがけだったかな?教科書とかは盗まれてもいいんだろう。まぁ持ち帰ってるかわからないからなんとも言えないけど。ほかに共通しているのは可愛い女性が立っていると席を譲る人がいる事。まあ男性がやるんやけどね。
後は年寄りにも優しい。みんな普通に譲る。日本ではマナーみたいに車内に書いてたり、広告してたりするけど、スペイン人はそんなんなくて、普通にやる。しかも物凄くスマートに。カッコ良すぎた。惚れた。いやらしさとか、やってやった感が全くない。ホントに見ていて清々しかった。
メトロの線の色によって雰囲気は違いがある。赤線はホントに集中してないといけない。車内のポジションどりがスタートじゃなくて、メトロを待つ列から常に監視しないといけない。狙ってるやつが多すぎる。スリをする人たちが。日本人なんて狙ってる。あとはホームの自販機で何か買う人も狙われる。金持ってんなって。ヨーロッパ人とかはまず買わない。そういう事知ってんだろうな。
スリする人は見た感じわかる人、グループもいれば、「え、お前らかよ。」って思うペアまでいる。子どもとお婆ちゃんとかもいた。まぁ個人ってよりだいたいペア、グループ。
スった人、荷物を受け取りほかに渡す人、受け取って逃げる人。こんな感じで役割あるし、全員が違う方向向かうしで追えない。誰が持って行ったかなんて正直わからない。リュックから盗むだけじゃない。ポーチとかでも背中とかに回してたら間違いなくスられる。
青線は意外と落ち着いた線だった。少し日本の電車の車内に似ていた。みんな携帯見てる感じ。
緑線はちょっと高級な人って雰囲気がある。立ち姿がみんな綺麗で少しおしゃれしている人が多かった。
黄色線はなんか暗い。ちょっと良くない雰囲気がある。小汚いって感じだ。
レンフェは決まった時間に同じ扉から乗り込んで路上ならぬ、車内ライブするおじちゃんがいる。上手いんか、下手なんかよくわからんかったけど乗客からお金をもらっていた。きっと上手かったんだろうな。
ニュートラムは凄く穏やかだったけど、そのほかはまぁ何かしらの衝撃があった。物乞いはホントに同情したくなるような人がいるけど、その人たちが本当にそうなのかはわからない。多分電車でやってる人たちは演技してると思う。
物乞いの見分け方?はまた観光で。
田舎の駅になると夜遅くになると改札が閉まり、タダで乗ることができたりもする。
僕はこれ、結構使った。無料で使えるんかいって感じになる。
素材の味を思う存分
食事はとても美味しかった。ここではレストランみたいな外食や観光チックな事は書かないでおこう。
スーパーや八百屋の野菜はひたすらデカい。そのくせめっちゃ安い。生ハムもめちゃめちゃ安い。ビールもめちゃめちゃ安い。衝撃価格は、じゃがいも5kgが1ユーロとか(当時1ユーロ=約130円前後)
ビールなんて350mlのビン6本で2.5ユーロくらいだった。生ハムもそこそこの量で3ユーロくらい。ピクルスとかホントに美味しいし安い。おつまみに最高。
調味料は日本のものを使わないで料理した。
理由は子どもたちにはスペインの良さを知ってもらうためだ。他にもこれから海外を目指すのに食文化の違いも知っておくべきという事も含められている。
つまり醤油、味噌、砂糖、出汁とか使わない。
基本がオリーブオイルで炒める、焼くで味付けが塩と胡椒。素材の味をそのまま味わえる。スペインの素材は一級品ばっかだった。野菜の旨味、魚の旨味、肉の旨味が感じられる。
わかりやすい理由で言えば、日本のやつ買おうとしたらめちゃめちゃ高い。溜まり醤油は6ユーロくらい。どん兵衛も6~8ユーロした。
スペインならではの野菜はピミエントス?っていうピーマンと青唐辛子の間くらいの野菜が1番うまかった。辛くも苦くもなくて甘い。オリーブオイルで軽く揚げ焼きして、塩をふりかければもう完成。最高のおつまみだった。
スペインのマヨネーズはイマイチ。コクにかける。それよりも美味しいのはアリオリソース。
うさぎも食べたけど、あっさりしていて鶏肉みたいな感じだった。臭みとかはそんなにない。ホントに美味しかった!
まあスーパーはホントに安すぎて驚く。だって日本で600~1,000円以上のオリーブオイルが、2ユーロあれば2本か3本買える。安すぎる。
まあこれは価値の問題だからだと思う。日本だったら醤油とか安いけど、オリーブオイルは高くて。
スペインならオリーブオイルとか、バルサミコは安いけど、日本の調味料とかカップ麺は物凄く高い。
富士山では1500円もするものがコーナンとかで実は300円とかみたいな。その場所で価値は変わるって事。
水はビールと同じもしくはちょっと安いって感じ。だったらビール飲んじゃうよね?っていうのがホントに分かる。買った水じゃないと現地人でもカラダぶっ壊れるらしいから買うしかない。
スーパーとか八百屋とか。地元の人と同じ所に通うのはとても良い。顔を覚えてくれるし、みんな「hola!」って言ってくれる。しかもめっちゃ笑顔で。人との繋がり大事にしすぎ。でもそんな空間は幸せすぎた。だって挨拶して嫌な気持ちになる人はまずいない。日本人は知らない人やったら無視なんだけどさ、なんか寂しいよね。
日本が当たり前じゃないよ
アパートといっても凄く広かった。デザイナーズルーム的なオシャレなアパートだった。もちろん玄関はない。ずっと外靴を履いていた。僕らは全員ビーサンにした。冬だったけどね。
2階建の1階にはゲストをもてなす見たいな場所があるし、中庭あるし。キッチンは2階で洗濯機もキッチンにある。トイレは各階1つずつで洗面所とシャワーとセット。1階は2つあったな。バスタブはなくて、トイレ・洗面所とシャワーは壁で区切ってあるんだけど壁も扉も透明。そして廊下から入ってくる扉は鍵なし。どーなってんねん!ってめっちゃ思った。
朝シャワーを浴びてたら寝起きの子どもが目をこすりながら入ってきて…一瞬で目を覚ますなんて事もあった。夜に浴びれば浴びたで子どもははしゃぐ。まぁいつもと違うからって2週間そんな感じだったのはよく飽きなかったなとも思う。さすが子どもって感じ。シャワーの時間はお手上げ状態だった。
テレビはチャンネル数多すぎだし、専門チャンネル的なやつが多かったような。確か40チャンネルくらいあったと思う…!
FCバルセロナのトップチームから育成年代の試合、チームニュース、インタビューをずっと流すチャンネル。レアルマドリードのチャンネル。まぁスペイン語なんてほとんどわからんし、早口すぎるから家にいてテレビ見るのは基本レアルかバルサのチャンネルだった。
いや、スペイン人の子どもは幸せすぎかって…世界最高峰の戦いを、そして世界最高峰の選手たちの美技を時間が許す限りずっと観れる。幸せすぎんだろ。ホントに。見て真似る環境が揃いすぎてる。
wi-fiもアパートにはついていて、環境は素晴らしすぎた。
日本で人生の99.9%いや100%を過ごしているから当たり前の事も、海外だったらそうじゃなかったりするのが当たり前。
でも前の記事でも書いたかもしれないけど、日本は平和、安全すぎる。それなのに人はどこか冷たい。
スペインは危険も多い。でも人は明るいし優しい。
僕はどっちがいいんだろうって今でも思う。それは今まで生きてきた背景もあるから同じ日本人でも考えること、感じることは違う。
この価値観を合わせて行くことってより良い環境を作るのには必要な事だよね?!
皆さんはどんな世の中を作りたい?
僕は気さくに挨拶できる環境に惚れる。そりゃ平和に越したことはないけど、人との繋がりはもっと大事な気もする。
ちょっと考えるようなこと書いちゃいましたが…
そろそろサッカーのこと行く?!
いや、観光ですよね?ツウな感じの書き方していきますね!次も是非お読みください!
バルセロナの観光は2日間でほぼ全部回りました!ホントにお楽しみに!